鉦五郎
しょうごうろう

出現場所
分類
器物

説明


お寺で使用される梵音具の一つ
念仏に合わせて撞木で打ち鳴らします

今日も早朝から甲高い音が寺内に鳴り響く

「カーン、カーン」

それはもう休み無く毎日叩かれる
親の敵の如くしこたま打ち鳴らすものもいる

叩かれるのがお勤めと
長年、その役目を担ってきたが
ここらでお暇を頂かないと体が持ちません

僧が寝静まる深夜
鉦は、 ついに自力で歩き出した
その様は大きな平たい亀が歩いている様だった
そして、人知れずのっそりと闇夜に消えた

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