浪小僧
なみこぞう

出現場所
静岡県

分類
精霊
説明
大雨の翌日、 かんかん照りの陽気となった。
ある少年、田仕事が終わり、
泥で汚れた足を小川で洗っていると
脇の叢から助けを求める声がする。
何の気なしに見てみれば、小さな子供が
弱々しい感じでこちらを見上げていた
話を聞くと、本来は海に居るのだが
昨日の大雨に浮かれて陸地に上がり
海に戻れなくなってしまったとのこと
親切心から小さな子供を海に返してやった
その後、少年の住む地域に日照りが続き
困り果て海辺で空の様子を眺めていた所
波に乗ってやってくる者がいた
あの時、助けた小さな子供だ
小さな子供のお父さんは、雨乞い名人
先日のお礼に雨を降らしてくれるとのこと
そして、今後は、波音で天気を
知らせてくれる様になり
この地域では、波の音で
天気が分かる様になったのだそうだ
 

TOP