金色の鹿
こんじきのしか

出現場所
塚原村八王子山
分類
動物

説明
塚原村の猟師が山の頂上に登りて
高見から周辺を見渡すが
その夜に限り鳥獣に出会わず
これどうした事かと途方にくれる
ふと視界の隅に眩く光るものあり
見れば谷底が金色の光に溢れていた
目を凝らしてみると
光の中心に金色の鹿あり
その鹿、谷底を悠々と歩きて
山を登ろうとしていた
これは天の恵みと、猟師は鉄砲を向けた
鹿に狙いを定め、引き金を引く瞬間
突然、髪の毛を引っ張られ
仰向けに激しく転倒す
玉は、鹿を大きく逸れた
猟師は、山の神の戒めと
鹿を撃つのを諦め、山を下りた

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