ひょうとく

出現場所
岩手県

分類

説明
ある所に爺と婆がいた
爺が山に柴刈りに行った際、大きな穴を見つけた
好奇心から穴に刈った柴を放り投げてみると
柴は吸い込まれる様に落ち込んで行った
刈り溜めた柴を持ってきて次々に放り込んだ
終いに三か月分の柴を放り込んでしまった
すると穴から美しい女性が出てきて
柴の礼を言い、 爺を穴の中へ誘った
穴の中には立派な御殿があり
その脇には放り込んだ柴が積んであった
爺は御殿でおもてなしを受け
帰りにへそをいじる小童を与えられた
渋々連れ帰ったのだが
小童は相変わらずへそを弄り回している
あまりにへそを弄り回すので
爺が火箸でへそをつついてみたら
へそから金の粒が飛び出した
爺が留守の時に欲深い婆が
金の粒を出そうと思い切り突付いた為
小童はあっさりと死んでしまった
その後、小童が爺の夢に出てきて
俺に似せた面を作り柱に掛ければ
その家は繁盛するといった
それ以来ヒョウトクの面を祀る様になったという

 

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