古杣u
ふるそま

出現場所
高知
分類
亡霊

説明
昼の最中のこと
カーン カーン
規則的な音が山々に木霊する
斧を木に打ち込む音である
そんな音が麓の村にも聞こえてくる
普段なら何ら不思議な事ではない
しかし今日は伐採の作業日ではない
山に入っている者はいない筈だ
盗伐か!?
伐採を生業とする村民に緊張感が走る
すると古老が鼻息荒い若い衆を制止した
こんな穏やかな日には良くある事だという
伐採の最中に死んだ樵の霊の仕業
しばらく様子を見ろという
しかし古老の制止も聞かず
若い衆がすっ飛んで山に確認しに行った
しばらくして何とも気まずそうな顔で
山から帰ってきた
伐採の跡は確認できなかったそうだ

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