髑髏の謡
どくろのうたい

出現場所
東北

分類
骸骨

説明
すっかり陽の落ちた山道を歩いていると
どこぞから謡う声が聞こえる
人でもいるのかと辺りを伺うが人影は無し
ふと月明かりに照らされ出でたものは
生い茂る草に絡まれし髑髏が一つ
上下の歯は未だ落ちず
その口より謡う声が出づる
そして、 その髑髏が言うには、
「我の頭に生えし草を刈りて食べよ」
何ともふざけた髑髏かと
絡まりし草より髑髏を取り出せば
髑髏は、なんとも嬉しげに
「これにて我が苦しみも解けた」
と声を高々に張り上げた
それを最後に髑髏は、
二度と声を発する事は無かった

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