芭蕉の精
ばしょうのせい

出現場所
信州
分類
植物

説明
ある寺での出来事
僧侶が自室で
書を夜遅くまで読んでいると
奇妙な気配を感じた
見上げてみれば
そこには美しい女が佇んていた

女は、一糸纏わぬ姿で
白い肌が眩く光り
それは魅惑的な姿であった

しかし僧侶は魅惑に負ける事なく
咄嗟に人外のものと悟り
近くにあった護身用の刀で斬りつけた

手応えありと思いしが
気付いた時には女の姿は無かった

翌朝、血の跡に気づいた僧侶は
その跡を辿ってみれば
その先には、一本の枯れ芭蕉があった

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